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安心・安全

安心・安全

化学システム工学が作り出す安全・安心な社会の構築

 安全・安心を願う気持ちは人間の本能です。誰もが、安全でありたいと思い、何が安全で何が安全でないかを理解しているつもりであり、いつも安全性の確保のための配慮をしているつもりでいます。にもかかわらず、化学産業や医療等、分野を問わず、事故は様々な要因が複雑に関連して発生します。そのため事故や災害を単なる偶然やミスとしてしまったのでは次への対処ができません。生産現場や研究開発現場は、複数のシナリオが時間・空間的に共存している巨大複雑化システムです。要素となる危険現象を科学的に解明し、システム的に解析すること、つまり、化学システム工学的にアプローチすることで、はじめて効果的な事故災害防止・抑制対策を実現することが可能となるのです。

広い視野が生み出すもの

 化学システム工学的アプローチを活用すると、事故や災害の防止・被害低減のみならず、医療の質の保証・改善、医療デバイスの開発などに大きな力を発揮することができます。化学システム工学とは、分子から地球レベルまでをつなぐ広い視野と深い研究を行う学問です。この特性を活かして、新規生体材料などの医療デバイス開発などを進めています。化学システム工学の研究が、様々な場面で安全・安心な社会の構築に貢献しているのです。

化学システム工学が切り開く未来

 4年生になって配属される研究室では、以下のようなテーマに取り組んでいます。

  • 「粉じん爆発時の粒子と気体の挙動に関する研究」(土橋研)
  • 「HAN系液体推進剤の燃焼に関する研究」(羽生研)
  • 「大学等の研究機関におけるリスク管理に関する研究」(辻研)
  • 「がん診療体制改善支援手法の開発」(水流研)
  • 「医薬品製造プロセスにおける環境・健康・安全リスク低減手法」(平尾・杉山研)

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