企業インターン・進路 INTERNSHIPS & CAREER PATHS

海外インターンシップ参加者の声

海外インターンシップ参加者の声

松並 研作 君 (2016年度 Roche社)

実習を通して学んだこと

海外インターンシップ

 世界的に大きな製薬企業でインターンシップを行えたことから以下のようなことを学ぶことができた。まず、私自身の研究内容が製薬産業と深く関わりがあるが、実習を通して同じ製薬の分野における大学での研究と企業でのプロジェクトの共通点と違いの両方を実感することができた。共通点としては、問題に対するアプローチが似ており、研究室で学んだ知識や思考を十分に生かすことができた。その一方で、大学での研究の方は対象が広く、より一般性を求めているように感じた。企業でのプロジェクトはノウハウをかなり必要としていた。またプロジェクトを通してチームワークの重要性を感じ、それぞれ異なった専門性を持ったあらゆる人と協力することで初めて目標が達成できることがわかった。さらに、実際の製造現場を着衣して見学する機会をいただくことができたため、研究についてのヒントを得ることができた。
 実習先が海外(ヨーロッパ)であることからは以下のようなことを学ぶことができた。海外に行くことは今年の1 月に研究室の出張でスイスを1 週間訪問して以来の2 回目であり、一人で飛行機に乗ることは初めてであった。また、普段は実家に住んでいるため、初めての一人暮らしを海外で経験することになった(正確には他のインターン生とアパートを共有)。今まで日常生活で英語を使う機会がまったくなかった私が、英語が公用語でない外国で英語のみを頼りにして生活することは大変な経験でもあったが、非常に貴重な経験であった。仕事の間も自分の意見を英語で伝える必要があったため、英語で説明する力をつけることができた。語彙力や文法力などに関しては英語の能力に大きな改善はなかったかもしれないが、自分から躊躇わずに英語で話しかけることや、相手の話す内容がわからないときに正直に聞き返すことができるようになった。また、様々なヨーロッパの文化を学ぶことができた。職場においても、契約は1週間40時間というものであり、社員の方も含めて働く時間は集中するものの、休みもしっかりととるという文化があった。また、インターンシップ自体もヨーロッパでは6カ月~9カ月行うのが普通であり、そこでも文化の違いを感じることができた。今回のインターンシップを通して、これまでは海外に行くことに対して大きな障壁を感じており、日本で卒業して働くことしか考えていなかったが、海外に行くことへの抵抗は小さくなった。また、自分の将来を考える上で、日本にあるか海外にあるかではなく、自分が本当に何をやりたいかを考えて決めたいと思うようになった。