FAQ

Q. 化学システム工学は、他学科や他学部の化学と比べて、どのような特徴があるのですか?

専門にとらわれすぎない学際的な研究を行う学科です。

化学システム工学では、化学が関係する現象を捉える場合、システム的思考を重視する方法論を利用する点に大きな特徴があります。
この方法論では、現象を個々の要素の解明にとどまらず、有機的な組み合わせを重視して、再構築し、理解することを目的としています。この方法論を利用すれば、分子レベルでの反応系から、地球環境問題のような非常に規模の大きいものまで、対象の複雑さや大小によらず普遍的に理解することができるため、新しい設計や制御が可能になります。
もちろん、物質の化学的変化を対象として扱う点については、他の学科や学部で行われる基礎研究などとオーバーラップする部分も多いため、それぞれの分野で研究者間の学術的交流も盛んに行われています。
しかし、これは化学の分野に限ることではありません。化学システム工学では、物理や数学に関する知識も必要ですし、工学的応用についても、例えば機械工学や材料工学、都市工学、情報工学など、他の工学的専門分野と深い関わりを持っています。
つまり、化学システム工学は、化学を基盤に、他の分野までも有機的に再構築した、学際的研究を行うのが特徴です。

Q. 進路について教えてください。

多くの学生が大学院に進学しています。

約1割~2割の学生が一般企業や官庁などに就職しています。8割の学生は、大学院へ進学をしています。

Q. 大学院への進学についてもっと詳しく知りたいのですが。

修士課程の学生の多くは、国内外から高い評価を得ています。

現状では、化学システム工学科を卒業する者の8割以上が、大学院修士課程に進学しています。
当然のことですが、大学院の修士課程に進むと、学部より高いレベルの知識と研究能力を要求されます。例えば、講義の内容ですが、より高度なシステム学や、各研究分野における最先端のトピックスなど、専門性の高いものが中心となります。
また、研究活動についても、修士課程の学生の多くは、その成果を学会の場で発表していますし、学術雑誌に投稿され、国内外から高い評価を受けるケースも少なくありません。
さらに研究レベルを高めたい、あるいは専門家としての知識を深めたいと考える学生は、博士課程に進学します。博士号を取得した学生は、社会においても一人前の研究者として認められ、様々な最先端分野での活躍が期待されています。

Q. 修士課程・博士課程卒業者の進路を教えて下さい。

修士課程修了者はもとより、博士課程修了者も希望者は民間企業に就職するケースが増えています。

化学システム工学専攻修士課程のカリキュラムには、「プロセス設計」と「企業におけるインターンシップ」という特徴的なプログラムがあります。
「プロセス設計」とは、数人のグループが協力して、一つの新規なプロセスを提案することを目標に、約半年間かけて調査活動を行います。この作業を通じて、システム的思考の重要性と普遍性を具体的に体得することが可能になります。
また、「企業におけるインターンシップ」は、夏休みの3~4週間にわたり、国内の企業の現場で生産活動や研究活動を体験する課外授業です。このインターンシップ制度に基づく実習は、大学における研究活動の社会的位置づけを再確認する機会として、また各分野での最先端を肌で感じることのできる機会として、貴重な活動であると言えるでしょう。
産学提携による研究も含めて、この専攻では、社会とのつながりを重視した、教育・研究が大きな特徴になっています。その結果、博士課程に進学後も社会との接点を保ったまま専門を深めることができ、大学・国立研究所だけでなく、民間企業でも活躍できるようになっています。

Q. 3、4年生の授業時間割を知りたいのですが。

こちらで確認してください。

具体的なカリキュラム学習体系も併せてご覧下さい。今後の学習計画を立てる上で、大いに参考になると思います。

Q. 化学システム工学科での学生生活について教えて下さい。

コンタクトグループ制度を採用し、安心した学生生活送れるように支援しています。

化学システム工学科では、特に新しく本郷キャンパスに来た学部3年生がスムーズに専門課程になじめるように、コンタクトグループというカウンセリング体制を採用しています。1グループは、学生5~6名と教職員3名から構成され、ここでは授業やアルバイト、進路などについて、気楽な雰囲気の中で歓談する機会が得られます。普段は講義以外で接する機会の少ない教官との距離がぐっと近くなることを実感するはずです。
また、学部3年生の最大関心事である研究室配属については、各研究室の訪問、研究室紹介の機会を積極的に設けているほか、希望研究室を選択する際の情報も、HPなどで常に公開しています。なにより、コンタクトグループ制度がありますから、安心して選択できることは、いうまでもありません。
設備の面でも、5号館内に学部3年生が自由に使用できる部屋を設けています。授業や実験の空き時間に同じ学年の友人と、大いに議論し、学生生活を謳歌してください。また、ここには、全員にロッカーが設けられています。
このほか、リクリエーション活動として、化学・生命系の研究室対抗スポーツ大会(野球、バレー、バスケット、テニス、サッカー、バトミントンなど)を開催しています。

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