安全・安心

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化学システム工学が作り出す安全・安心な社会の構築

「安全・安心な社会の構築」。この言葉と化学システム工学とでは、かけ離れた印象を受けるかもしれません。安全・安心とは、一般的にはむしろ、政治学や法律学のジャンルと捉えられているのではないでしょうか?
例えば、江戸時代、大岡越前守は政治制度として、町火消を組織しました。しかし、破壊消防主体の彼らに、現代の火災が任せられるでしょうか?
やはり、ポンプ式消防車や化学消防車、そして、科学的根拠に基づいた延焼の予防方法などが無いと安心できません。つまり、安心・安全な社会を構築するためには、科学的な根拠による安全の担保が必要といえます。

化学システム的アプローチが生み出す安心と安全

さらに、化学システム工学的アプローチを活用すると、事故や災害の防止・被害低減のみならず、医療の質の保証・改善、医療デバイスの開発、テロの防止などに大きな力を発揮することができます。
例えば、災害や事故は、様々な要因が複雑に関連して発生します。しかし、事故や災害を単なる偶然やミスとしてしまったのでは、次への対処ができません。要素となる危険現象を科学的に解明し、システム的に解析すること、つまり、化学システム工学的にアプローチすることで、はじめて効果的な事故災害防止・抑制対策を実現することが可能となるのです。
また、医療の分野は、ヒューマンファクターや社会の状況に左右される、一見ドメスティックな行為と考えられがちです。しかし、化学システム工学的アプローチを活用すれば、システマチックにとらえることが可能になり、医療の質の保証・改善ができるようになります。

広い視野が生み出すもの

科学システム工学とは、分子から地球レベルまでをつなぐ広い視野と深い研究を行う学問です。この特性を活かして、新規生体材料などの医療デバイス開発や、高感度高速爆発物検知システム開発によるテロ対策などを進めています。化学システム工学の研究が、様々な場面で安全・安心な社会の構築に貢献しているのです。

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