産学連携

学産連携から産学連携へ

従来型の産学連携というのは、大学や研究機関で生み出されたものを、企業などに移転し実用化していくという「学から産へ」向かうものでした。このような「この指とまれ」型の提携の仕方にも、もちろん大きな意義があります。しかし、実際の社会的ニーズを感じている企業と、大学や研究機関の間には意識のギャップがあったことは否めません。
化学システム工学部/専攻では、特定の企業と複数の研究室が課題を共有し、解決に向けて研究をナビゲートするという「どんとこい」型の産学連携を目指しています。
つまり、社会的ニーズを持つ企業へ、新しいシーズを提供する大学という「産から学へ」型の転換がはかられ、大きな成果が期待されているのです。

社会のニーズに応えられる学生を育てる

学と産をつなぐのは人であり、知識です。両者にとって、双方向の動的なopen systemとしての関係が必要です。そのため、化学システム工学科/専攻では様々な形で産学連携を推進しています。
例えば、ほとんどの学生が進学する大学院化学システム工学専攻には、インターンシップやプラクティススクールという実際の企業の現場での実務経験が可能な教育プログラムがあります。
また、研究レベルの産学連携として、受託研究や共同研究を盛んにおこなっています。専攻全体として取り組んでいるユニークな産学連携もあります。これは、CRNavi (Chemical System Research Navigation)の略称で呼んでいる当専攻オリジナルな産学連携プログラムです。
さらには、大学院教育におけるカリキュラム構成についても、産の意見を取り入れつつ、改定することを試みています。このように、様々なレベルで産学連携を模索することにより、大学の知識を、社会に役立て、社会におけるニーズに応えられる学生達を育てようとしています。

産学連携の目指すもの

「化学システム」はものづくりを始め、環境やエネルギー問題、安全・安心・健康な社会システムを構築するための工学です。
また、産業界は21世紀のQOL(Quality of Life)を向上させるために様々な価値を創造しています。
そのために、化学システム工学的考え方やグローバルなものの見方ができる学生は、産業界にとって、不可欠な人材となるでしょう。
化学システム工学科/専攻では、研究や教育を通して、このようなニーズに応えられる学生を育て、21世紀のQOLの向上の一助となりたいと考えています。

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