東京大学 メタバース工学部 ジュニア工学教育プログラムで2つの講座を開講します。
2022年10月6日
東京大学メタバース工学部が設立されました。
メタバース工学部:
すべての人々が最新の情報や工学の実践的スキルを獲得して夢を実現できる社会の実現を目指しており、デジタル技術を駆使した工学分野における教育の場です。東京大学大学院工学系研究科・工学部が中心となり、産官学民一体となり、DX人材の育成を進めます。
メタバース工学部の詳細についてはこちらから
化学システム工学科は、ジュニア工学教育プログラムに2つの講座を開講します。
ジュニア工学教育プログラム(略称:ジュニア講座):
工学や情報の魅力を早期に伝えるため、中高生を主たる対象として、産業界と大学が連携した工学教育プログラムを提供します。具体的には、大学での工学の学びや卒業後のキャリアを伝える授業、商品開発のような体験型演習、研究室見学などをオンラインと対面を組み合わせて実施します。
ジュニア講座の詳細についてはこちらから
「化学システム工学入門」杉山 弘和、林 勇佑
【概 要】
化学システム工学は、複雑な化学現象を「要素」と「プロセス」からなる「システム」として捉えて、上手に扱おうという学問です。本講座では、「家の断熱を良くするには?」「こんにゃく玉に味が染みるまでの時間は?」「PETボトルのリサイクルは環境に良いのか?」といった身近なテーマを取り上げながら、化学システム工学の基礎を学びます。現象の数学的整理をしつつ、結果をコンピュータ上で確認する事で、理論と実践を、手を動かしながら学びます。
【内容・スケジュール】
内容としては全3回で、各回とも、まず前半で現象を表現するために必要な数式を説明します。そして、後半では前半で学んだ数式を、コンピュータを使って解く(シミュレーションする)ことによって、現象の理解を深めてもらいます。
2022年11月8日(火) 16時30分~18時 「家の断熱を良くするには?」
2022年11月22日(火) 16時30分~18時 「こんにゃく玉に味が染みるまでの時間は?」
2022年12月20日(火) 16時30分~18時 「PETボトルのリサイクルは環境に良いのか?」
詳細はこちらから
「電気にまつわる化学をみんなで学ぼう!」北田敦
【概 要】
みなさんは中学や高校で化学について学んでいる最中だと思いますが、それが身の回りの品物とどう関係するかまではなかなか想像が及ばないと思います(私もそうでした)。この講座では電気にまつわる化学がどのような形で社会に貢献しているか(=工学としての化学)について紹介したいと思います。とはいえ、大学の先生の話す内容はえてして難しいので、わからないところは授業中に質問してもらいながら共に学んでいきたいと考えています。
【期間・形式・回数・時間】
2022年10月8日~12月10日(オンライン、全5回、1回60分、基本的に第2、第4土曜の午後)
詳細は後日発表