プラクティススクール参加者の声
2023年度参加者の感想
普段大学で研究する内容と離れ、実社会で現在進行形で検討が行われている課題について検討を行うことができ、大変有意義に感じた。日ごろの研究の「自分流」な検討のやり方を実践投入することで、検討のやり方としてよかった点、悪かった点などが見え、研究者として一歩成長できた。PSでは実験を行わず論文やモデル計算ベースでの検討がメインとなっているが、日ごろ実験に頼り切っている姿勢からやり方を変えることで、今までになかった自分の引き出しを増やすことができた。また、1.5カ月も社内に常駐することで、その現場の雰囲気を感じ取れたり、社員と話すことができより会社での生活のイメージが湧いた。
専攻の目玉の一つであり、研究室の先輩方がおすすめしていたのでPSに参加しました。普段の研究とは全く異なるテーマとアプローチでわからないことだらけでしたが、とても新鮮な気持ちで楽しめました。PSのテーマに興味を持てるとともに2か月近く研究室を休むことになるので自身の研究へのモチベーションも高まりました。企業での業務に触れ、企業や業界の雰囲気や、企業の研究職と大学での研究との違い感じることができました。
PSの期間全てを通して、とても貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。普段の研究とは全く異なる分野にて、全く異なる手法を用いて、課題解決を行うことは難しくありつつも、楽しかったです。テーマが製品化している商品の課題解決ということもあり、実際のプロセスを考えながらの検討は新鮮でした。今回学んだシミュレーション手法や考え方、チームとして議論をしながら進行する過程は今後の研究においても活かしていきたいと思います。
これまで取り組んだことのない分野、手法のテーマに集中して取り組める貴重な機会でした。知見、視野を格段に広げることができましたし、短期間で研究を進めまとめ上げたことは自信ともなりました。また、様々な背景を持つ方との研究についてお話させていただくことで、これまで自己流でやってきた研究の進め方を学び直すきっかけとなりました。PSのないM1の夏は想像がつかないほど多くを学びましたし、そこで得たことを今後の研究、進路選択に活かしていきたいです。
企業で実際に扱われているテーマを担当することはとても刺激的でした。大学で学んだ知識が生かされることを実感でき、また企業ならではの取り組み方も理解することができました。プログラミングがメインとなるため初めは不安でしたが、企業の方や担当の先生方・ペアの学生のおかげで無事最後まで取り組むことができました。この2か月で技術的・精神的に大きく成長できたことは今後の自身にもつながると思います。
PSを通して、数理モデリングの技術はもちろんのこと、普段と異なる分野、環境、手法による研究により、研究者としての自らの視点が広がりました。また、様々なバックグラウンドのメンバー1とヶ月半多くの時間を共にしながら議論を行うことは大きな刺激となりました。現地の社員の方々にも、とても良くして頂き、社員の方々だけではなくメンバーとの仲がとても深まったことで、議論が活性化しました。その結果として、かけがえのない経験を得ることができました。
事前検討期間を含めれば約4か月、企業での研究に携わることができ、大変貴重な経験になったと思います。あまり事前知識がないテーマでの検討となり、0からのスタートでしたが、チームのメンバーと協力し最後までやり遂げた経験は今後社会に出た際にもいきると思います。先生方や企業の方のサポートも手厚く、短期間で多くのことを学ぶことができ、履修してよかったと心から思います。
高分子化学のR&Dにシミュレーションで取り組むというのはどの部分をとっても初めての経験で、成果が出るのか不安になる時もありました。しかし企業の方々や東大の先生方、そしてチームの皆の協力のおかげで無事にPSを終えるとともに、非常に充実した経験を得ることができました。特に課題解決のための計画性が鍛えられたことと、企業における研究活動がどのようなものなのかを体験できたことはとても有益でした。
もう一度受講したいくらいに充実したPSライフでした。ありがとうございました。