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プラクティススクール参加者の声

プラクティススクール参加者の声

2021年度参加者の感想

PSに参加した当初は、どのように課題を解決していくべきか悩み、正直、本当に成果を出せるのかと不安に駆られました。しかし、企業の方や東京大学の先生方のご指導と、一緒に課題に取り組んでくれる頼もしい同級生の支えもあり、無事に最後までPSに取り組むことができました。インターンの経験はありましたが、今回のような長期間に、同級生と協力してという形は初めてだったので、多くのことを学ぶことができました。今は、本当に参加してよかったと感じています。

事前検討、本検討とも非常に密度の濃い時間を過ごせました。PSのテーマ自体は、自分の研究テーマとは全く異なる内容だったので、初めは右も左も分からない状態でした。しかし、助教の先生やメンバーと共に取り組むことで、テーマに興味を持ち、進んで取り組むことができました。企業の研究活動に関わるということで、適度な責任感もあり、良い緊張感を持って取り組めたと思います。限られた期間の中でプロジェクトを進めていく難しさと、少しずつ目標を達成していく充実感を体験することができました。企業の中での異なる部署からの要望に答えつつ、課題に取り組んでいくという作業は新鮮で、実際の企業での研究活動を体感できる貴重な経験でした。

プラクティススクール開始前から、大きな期待を持っていました。大手企業で化学工学に関する研究を経験するのは大切な機会だと思っていました。工業化されていないプロセスのモデリングは、大変複雑なチャレンジでしたが、大学の授業で身に着けた化学工学の知識を活かせたことは学生として一番大切な経験だと思います。将来、このような仕事をやりたいという気持ちを固められたので、とても貴重な経験でした。

PSに参加し、密度の濃い学びを得られました。テーマを初めて見た際、一見単純な系に思えましたが、検討を進めていくにつれてかなり複雑でとても興味深いものであることが明らかになってきました。そのような難解な系の検討を進めていくにあたって、受入先のの社員の方々や東大の先生方に助言を頂きながら、どうにか結果を出すことができました。このような経験は、刺激的で楽しく、自分が成長していることを実感することができました。

PSで取り組んだ計算系のテーマは自分にとって全く新鮮なものでした。基礎知識からの勉強でしたが、結果が求められる環境で最終的にはコードを書いてプログラムとして実用に耐えうるものを作れるまでになり、研究生活を送るだけでは絶対に身につかなかったスキルと知識を得ることが出来ました。普段以上にスピード感も求められるハードな環境でしたが、適切に目標を設定することで課題を解決していくタフな体力が身についたと思います。

企業で実際に検討しているプロセスについて解析・検討を行うという非常に貴重な経験をすることができた。そのなかで、いままで学んだ化学工学の知識は企業でも十分役に立つことを実感することができた。一方で、チームで1つの目標を達成するために報連相が重要であり、それがいかに難しいかを痛感した。大学生というこのタイミングでそれらに気がつけたのは非常に大きかったと思う。

今回はコロナ渦の中このような貴重な経験をさせていただき、とても感謝しています。普段の自分の研究とは少し違う分野でのテーマでしたが、授業で習ったことが企業で役に立つということを実感しました。 また、企業の方は皆さんがいきいきとされていて、とても楽しんで仕事をしていらっしゃるように感じました。企業で働くということがPS前はイメージできませんでしたが、私も将来どこで何をするにしても、同じように楽しんで仕事をしたいと思いました。

実際に企業で行われている研究がどのようなものかを知れたのは自分にとって新鮮な経験でした。課題解決には困難もありましたが、同じチームの他のメンバーと協力することで何とか形のあるものを作り上げることができ、良かったと思っています。

PSに参加して感じたことは、自分が学んできたことが実際に企業で働いたときに活きるという事です。テーマは光化学や高分子化学など自身の研究と関わりのない分野でしたが、学部時代には勉強した内容でした。まさか、あの時学習した内容がここで活用できるとは思わず驚きました。また、日ごろの研究生活では味わうことのできない連帯感を経験できたこと、社員の一人として企業の課題解決に取り組めたことは学生時代に経験できて自身の糧になったと感じました。