高校生のための東京大学オープンキャンパス 2022

高校生のための東京大学オープンキャンパス 2022

今年度の「高校生のための東京大学オープンキャンパス 2022」は、オンライン開催となります。

 2022年8月3日(土)、4日(日)10時~18時

化学システム工学科では、新たに1本の研究紹介動画を制作し、公開します。

また、過去のオープンキャンパスで公開した動画も引き続き視聴できます。

*東京大学オープンキャンパスの参加方法については、東京大学オープンキャンパスWebサイトを参照ください。

【2022年度】ミニ講義「「環境問題に立ち向かう化学と工学」:小さな孔の話」

環境問題解決のためには、温室効果ガスや有害な物質を回収したり有用なものに変換したりといった技術が重要であり、その技術をどこでどのように使うかが大事です。そのための鍵となる材料に多孔質材料があります。多孔質材料は小さな孔を多数持っており、その中に分子などを貯めたり孔の中で反応させたりといったことができます。身近なところでは活性炭やシリカゲルがありますが、今回紹介するゼオライトという材料は分子レベルの小さな孔の大きさがきれいにそろっている材料です。ナノメートル以下の小さな世界の話とともに環境問題解決へ向けた材料の研究を紹介します。

キーワード:ゼオライト、カーボンニュートラル、ナノテクノロジー

Youtubeを公開しました

     伊與木 健太 講師

 

【2021年度】 教員インタビュー「『化学』と『物理』と『生物』の垣根を越えて」杉原 加織 講師

「物理」「生物」工学の研究者である杉原講師がなぜ「化学」システム工学専攻の仲間になったのか、「化学」「物理」「生物」の垣根を越えて研究を行っている杉原講師にインタビューしました。

キーワード:生体物理工学、物理化学

 

   杉原 加織 講師

【2020年度】ミニ講義「化学知を社会に」天沢 逸里 助教

【ミニ講義】

このミニ講義では、牛乳パックと食品ロスの関係についてお話しします。
牛乳パックにはチルド(冷蔵)用とロングライフ(常温保存可)用があり、それぞれの容器包装の構造や、賞味期限が異なります。
今回は、ロングライフ用の容器包装を作るための環境負荷と、ロングライフ製品による食品ロスの削減量がバランスが取れているのかどうか(=本当に環境にやさしいのか)を検証していきます。
その結果から、「エコな選択とは?」について、化学的な側面から一緒に考えてみましょう。

キーワード:SDGs、消費と生産、LCA(ライフサイクルアセスメント)

天沢 逸里 助教 

 

【2020年度】ミニ講義&学生との座談会 「医療を拓く化学と工学」太田 誠一 准教授

【ミニ講義】

「ナノ」とは、髪の毛の約10万分の1の大きさを意味します。このような非常に小さなサイズを持ったナノ粒子は、分子とも固体とも異なる特殊な機能を示し、医療分野への応用が期待されています。がんに選択的に薬を運ぶシステムや、患部を選択的に光らせて診断する技術、血液等から異変の起こっている分子を検出する技術など、様々な研究が進められています。
今回の講義では、ナノ粒子が切り拓く新たな診断・治療技術について紹介すると共に、この中で化学や工学がどのように役に立っているかについて、解説していきます。

キーワード:医用ナノ粒子、超早期診断、バイオマーカー解析

       太田 誠一 准教授 

 

【太田先生と化学システム工学科3年生による座談会】

太田先生と化学システム工学科3年生2名による座談会です。先輩学生が皆さんに代わって太田先生に色々な質問をしてくれます。