第383回化学システム工学専攻公開セミナー小分子転換反応のための規則性シリカ多孔体触媒の合成と触媒評価

講演題目	小分子転換反応のための規則性シリカ多孔体触媒の合成と触媒評価
講演者	茂木堯彦（東京大学生産技術研究所・助教）
概要	ゼオライトやメソポーラスシリカといった規則性シリカ多孔体材料は、ヘテロ原子の同型置換や金属の担持によって触媒として広く利用され、近年では小分子転換反応にも用いられている。規則的な細孔構造に由来するユニークな触媒能が発現するが、一方で、活性点毎の構造・触媒能評価は難しい。講演者は、これまでに小分子転換反応を指向した触媒開発を行うとともに、バルクとしての触媒性能だけでなく各活性点毎の触媒性能評価を行おうと試みてきた。本講演では、講演者が生産技術研究所で実施してきた研究成果を紹介すると共に、シリカ多孔体触媒研究の今後の展望を述べる。
世話人	小倉　賢（参加ご希望の方は世話人宛にご連絡ください）

東京大学化学システム工学科／専攻