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第387回化学システム工学専攻公開セミナー 蓄熱輸送を事例として先制的ライフサイクル設計評価

日時
2023年6月2日(金) 14:00-15:00
場所
工学部3号館大会議室3(6B04号室)(オンラインの場合:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/84034626232?pwd=ZXpPQWIyODhrYVVnWnhYdHdQeHljZz09 ミーティングID: 840 3462 6232 パスコード: 851729)
講演題目蓄熱輸送を事例として先制的ライフサイクル設計評価
講演者藤井 祥万
東京大学未来ビジョン研究センター 特任講師
概要 持続可能な社会への転換には新興技術の材料(nm~mm)レベル,装置(mm~m)レベル,システム(m~km)レベルをシームレスに接続したうえで,先制的にライフサイクルで評価し,設計にフィードバックする必要がある.
 ゼオライトの水蒸気吸脱着を用いた蓄熱輸送システムを事例に,上記の「nm~kmのシームレスな接続による先制的ライフサイクル設計評価」を紹介する.具体的には,装置設計に反映させるための物質輸送と熱輸送を切り分けたリアクター試験やその結果を用いて設計したベンチスケールの小規模実証試験,小規模実証試験により妥当性を確認した数値解析によるフルスケールの設計とその結果のLCAへの反映,さらなる技術開発へのフィードバックの一連の流れを紹介する.
世話人中山哲 (ex. 27270)